beastars(ビースターズ)を無料で読むには？ 感想 ネタバレ有り
今回はbeastars(ビースターズ)1巻を読んでみました。ビースターズは学園モノですが、登場人物は人間ではありません。
全て動物が擬人化されています。
あらすじ
主人公のレゴシは、チェリートン学園の高等部2年のハイイロオオカミです。
序盤でいきなりレゴシの友人のテムが殺されてしまうシーンから始まります。
レゴシはオオカミで肉食動物であるが故に、皆から、犯人扱いされてしまいます。
テムとレゴシは偶然にも演劇部に所属していますが、果たして犯行は演劇部員による犯行なのか？
それとも…
見所と感想まとめ
動物の擬人化とか聞くと、メルヘンやファンタジーチックな世界観になりそうですが、この作品に限ってはなんと「間逆」です。
まず「草食動物」と「肉食動物」が共存するというありえない設定なのに、緻密に作られた世界観で、かなりリアルなんです。
複雑な人間関係や、嫉妬や暴力など普段、人間社会で起こり得る問題が、そのまま投影されています。
こうやって書くと重苦しい作品のように感じてしまいがちですが、なんせキャラクターが動物なので絵はポップでスイスイ読めます。
主人公のレゴシもオオカミという事で、普段抑えている「野生」が時々、目覚めるシーンがあります。同じ学園のウサギを襲ってしまいそうになる時もあります。
この作品はまんま人間でもいけそうですが、あえて擬人化した動物にするあたり、面白みがあります。
何故作者は動物をモチーフにしたのか？そんな事を考えながら読み進めると楽しいかもしれないですね。
作者はよく人を観察する、繊細な人
そんなイメージをもちました。
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